〜近年話題の方法です〜
皮膚科や美容外科で行うほくろ除去には、外科的手術の他にもうひとつ、レーザーを使った方法があります。
レーザーを使ったほくろ除去は、ほくろの母斑細胞が浅いところにある場合に採択される方法で、レーザーや電気メス等によって母斑細胞をわずかな時間で取除くことができ、近年話題になっている施術法です。
外科的な手術によるほくろ除去は、５ミリ以上あるような大きなほくろに用いられる方法であるのに対し、レーザーや電気メスを使う方法は、小さなほくろに用いられ、出血もほとんどなく傷の治りも手術に比べ早いことや除去するほくろの周辺の皮膚組織に与えるダメージも少ないことが特徴です。
小さくても母斑細胞が深い箇所まであるようなほくろの除去に用いる場合には「くり抜き法」による施術と同じような傷跡が残る事もあるようですが、そうでなく浅いところに母斑細胞があるほくろの除去であれば比較的傷跡も目立たなくなるようです。
レーザーによるほくろ除去は、手術と比べ手軽に行えることから希望する人が多いようですが、母斑細胞が深い箇所まであるような場合には、一度の施術では除去しきれない場合もあるようです。
その場合には、前回の施術から１ヶ月以上の間隔を空けて再度レーザーの照射を行います。