くり抜き法 | ほくろ除去.com


外科的手術によるほくろ除去

〜くり抜き法〜

ほくろ除去を外科的手術で行う方法には、「切除縫合法」の他にもうひとつ「くり抜き法」があります。
切除縫合法が直径が5ミリ以上のほくろの場合に用いるのに対し、くり抜き法は直径が5ミリ未満の場合のほくろに適した施術法です。

またくり抜き法は、鼻や唇の周囲、まぶたの周囲、眉毛といったところにあり、切除術を使う事で変形が心配されるような場合のほくろ除去にも適しているという事です。

くり抜き法は切除縫合法と比べて手術時間も10分程度と短く5ミリ以下のほくろ除去の場合には傷跡もほとんど目立たない状態にまで治る事がメリットとされています。

くり抜き法によるほくろ除去は以下のような流れで行われます。

  • 局所麻酔をする。
  • くり抜き用の円筒形のメスを使いほくろを切除する。
  • 創傷被覆材を貼り傷跡が上皮化するのを待つ(1〜2週間)
  • 傷が上皮化した後もテープ等で保護する。

くり抜き法によるほくろ除去を行った場合、傷口が治るまでには2〜3週間かかるという事です。
また、傷が治った後はにきびの痕程度のへこみができる事があるそうです。

くり抜き法によるほくろ除去に使われるメスは「生検トレパン」という円筒形のメスで、滅菌済のディスポーザブル(使い捨て)タイプのもので、再使用や使いまわしはせず、衛生面も配慮されているようです。

くり抜き法は、切除縫合法よりも手軽に行えるほくろ除去ですが、施術後極稀にほくろが再発する事があるそうです。