〜ほくろ除去が必要なものを見分けるには〜
ほくろ除去は、美的観点やコンプレックスといった事とは関係なく、外から見えない目立たない場所にあるほくろであっても除去をしなければならないものがあります。
それは良性の単なる「ほくろ」なのか、それともそのままにしておく事で生命の危険にさらされる可能性もある悪性のほくろなのかによってほくろ除去する必要があるかどうかが決まります。
悪性のほくろは「メラノーマ」とよばれるもので、正式には「悪性黒色腫」といわれるものです。
「基底細胞ガン」といわれるものもあるようですが、近年「メラノーマ」の発症率が高くなっている事から特に注意する必要があるといわれているようです。
ほくろ除去が必要なメラノーマはどのようにして見分ければよいのでしょうか。
メラノーマであった場合でも、はじめのうちは普通のほくろとの違いが一見しただけではわからない事がほとんどのようです。
ですが注意をしていると、メラノーマの場合には変化が出てきます。
変化として挙げられるものは、短期間(1〜2年の間)で大きさが変わりできた頃と比べ倍以上にもなった、ほくろの表面がデコボコになってきたり形がいびつになってきた、色が濃く黒く変色してきた、出血するといったようなものがあるという事です。
気になるほくろがあった場合には素人判断でそのままにする事はせず、必ず皮膚科を受診し必要であれば即座にほくろ除去をするようにしましょう。