ほくろは誰にもあるものです。
恐らくひとつもないという方はいないでしょう。
平均をとってみると、日本人の成人では9個あるそうです。
ほくろは大体があって邪魔になるものではありません。
ですが顔の目立つ位置にある場合など、特に女性であれば悩みのひとつにもなりかねません。
ストレスの原因になるようであれば、ほくろ除去を考えるのもひとつの方法といえるでしょう。
さて、このほくろですが、美的観念云々ではなく、除去する必要性があるものとないものとに分けられるのをご存知でしょうか?
ほくろは生まれてから大体30歳になる頃まではできるものだといわれているようで、一度できると消えずにずっと残るのが一般的です。
ほくろ除去の必要性について考えてみましょう。
ほくろは皮膚内の浅いところにあるメラニン細胞が紫外線を浴びる事によって密集し黒く見えるようになったものです。
一般的に人の顔や体にみられる直径1〜2ミリ程度の大きさのほくろは「単純黒子」と呼ばれています。
こらは一生消えるものではありませんが、ほとんどが良性であり取り除く必要性はまずないといってよいでしょう。
ですが稀に目立たない位置にあるほくろであっても取り除かなければいけないものがあります。
それはほくろに見えても実はそうではない悪性の腫瘍の場合です。
悪性のほくろの場合にはガンなだけに命にかかわる可能性もあるので取り除く必要があります。
今まであったものが急に様子が変わってきたり、やけどや傷の跡にできた場合、粘膜の部分にできた状態のものは取り除かなければけない可能性もあり注意が必要です。心配な場合には必ず専門医の診察を受けるようにしましょう。