〜できやすい箇所がある?!〜
ほくろは良性のものであれば、目立つ場所にあったとしてもほくろ除去の必要はありません。
ですが目立たない場所にあって気にならないものだとしても、早急にほくろ除去をしなければならないほくろがあります。
直ちにほくろ除去する必要があるものは「ほくろのガン」といわれる「悪性黒色腫」、「基底細胞ガン」と呼ばれている皮膚ガンの一種です。
特に別名「メラノーマ」とも呼ばれる「悪性黒色腫」の場合には、ガン細胞が血液やリンパ節に入り込むと瞬く間に全身に転移して命に関わる場合もある最も恐ろしい病気で、この疑いがあれば即刻ほくろ除去する必要があります。
近年このメラノーマによる合併症が原因となって死亡する方の率が急速に増えており、アメリカにおいては急速に発症率が高くなり、ついには皮膚疾患が原因による死亡のトップにまでなっているという事です。
メラノーマの発症率はどの年代でも可能性はあるものの、特に若い年代での発症率が高くなっている傾向があり、性別でみると女性よりも男性の死亡率の方が高いという事です。
メラノーマの発症率を年代別にみると、どの年代においても可能性はあるものの、特に若い年代での発症率が高くなっている傾向があり、性別でみると女性よりも男性の死亡率の方が高いという事です。
メラノーマは、足の裏や手のひらといった紫外線があたらない場所や、目のふちや唇、口の中、舌といった粘膜にできやすいとされており、これらの部位はほくろ除去を勧められる場合が多いようです。
その他の場所にできたほくろでも、急に大きくなったり、変色してきたり、形がいびつになってきたり出血するといった変化が見られたら、ほくろ除去の必要性が高いのですぐに専門医を受診することをお勧めします。
特に足の裏はメラノーマの発症部位の3割を占めるといわれており注意が必要です。
メラノーマの発症する確率自体は稀といわれていますが、様子のおかしいほくろを見つけたら万が一を考えて専門医の診断を受け、必要であれば躊躇する事なくほくろ除去するようにしましょう。